TK-JZ と言うクラン名を聞いて頭に思い浮かぶ戦車兵は古参の人間だろう。
クラン作成日は2014年9月13日と日本人クランの中では古い。
明るくて賑やかな副司令、必要なときに口を出すクラマスの両輪体制で運営
される何処にでもあるリアフレ2人で立ち上げたクランだった。
そこに集まった人間は私を除いて癖の強い人間が多く、
日々馬鹿なことで騒いではわいわいと楽しむ仲良しクランだった。
①TK-JZ三銃士(クラマス、副指令、ストライク先生)
②年長者組(お尻さん、へっぽーさん、私)
③学生トリオ(のぶ君、ちっとーせ、たららだ)
④りつこさん閥(りつこさん、みょんさん、しんくさん)
⑤規格外(ちり君、自走君)
など多くの奇人変人を集めたアベンジャーズ主力メンバーが集っていた。
TK-JZは集団戦に特化したクランではなかったが、
そこに集まった人間たちのレート自体は仲良しクランとしては高い方だった。
しかし、仲良しクランとして長く続いたTK-JZだったがアクティブの目減りから集団戦の開催が徐々に難しくなっていった。そこでクラン運営陣の方針により、アクティブの整理とCWEで報酬車両の獲得を目指す目的で「DOLA」が設立される事になる。
最初私は既にWOTに対する情熱を失っており、
TK-JZに残り「そのうち戻ってくるだろww」と様子見を決め込んでいました。
だが新規立上げクランがCWEに挑戦するにはあまりにも人数が足りず、
「報酬車両には興味ないけど長い付き合いだから」という理由から
最終的には折れてDOLAに合流した。
さて設立されたDOLAの様子というと人数不足に喘ぎながらも、
TK-JZから移籍した組、DOLA設立後に加入した組の力を合わせた結果、
ELOレーティングのランキングでたまに顔を出せる程度の実力はあった。
戦闘スタイルはクランマークの「ハムを食いちぎるババア」の職業「空賊」らしく、
TK-JZ時代からの伝統「大きくは指示出すけど、細かいとこは各自で動いてww」
という良くも悪くも大雑把な戦闘スタイルであった。
全員が違う車両を出すなど好き勝手に戦う時もあるスタイルだったが各自が判断して、
位置取り、声出しを行う戦い方は長く共に戦ったからこそ出来る戦闘だったと思う。
ただCWE参加まで最後まで悩んだのはアクティブ数の問題だった。
アクティブを上げようとクランの敷居を下げて人を増やすと勝率が下がるという
新規クランにありがちなジレンマだった。
元々教育や自由な戦闘スタイルからタクティクスという部分のノウハウのなかった
DOLAにはこの問題が最後まで付きまとい続けることになったと思う。
迎えたCWE期間。
勝率自体も芳しくなかったが最大の問題であるアクティブ数は減る一方だった。
理由は車両取得が絶望的な人から参加を見送るようになったからだ。
参加しない人間に対するクラン内での不満…。
取得できそうなギリギリのラインの人間の焦り…。
クラン運営陣に対する不満…。
結果としてDOLAはCWE期間中にクランから大量の離脱者を出す事になる。
その後の結果については私はさほど興味ないが
離脱者の中には車両を獲得出来た人間もいたようだ。
問題はDOLAに残った面々だった。
旧TK-JZ勢はこれを機に集団戦から距離を置く人間、
他ゲーム、他クランに行く人間など散らばることになる。
私はと言うとまだ集団戦という物に興味があった。
何故なら最初から報酬車両に興味のなかった私は「失意」というものとは無縁でいられた事が大きかったと思う。それにクラン運営の責任とも離れていたしね。
DOLA加入組の中でも最後まで残ってくれた面々がいた。
彼らは車両の取得が絶望的ながらも最後までDOLAで戦うことを選んでくれた。
元TK-JZ組の私としては深く感謝を申し上げたい。「ありがとう」
そして彼らはDOLAを再建するとしてクランを引き継ぐことになる。
そう現在の3MINSの始まりである。
この時点では私は「TK-JZ組の思い付きで始まったこのクランを引き継ぐよりも、
各々が車両の取得が望める強豪、中堅クランに行ってほしい」と思っていた。
しかし、次のCWEで3MINSは私の予想を良い意味で裏切り、
前回車両を取得出来なかった多くの人が車両を取得することになる。
残って再建に尽力した人たちの努力の賜物であろうと思う。
長々とこの日記を書いた目的は色々あるから書かない。
とりあえず無理やりSTRVに繋げて書いてみるとこんな感じ。
報酬車両の種類の多い今回のCWEは前回よりも競争率が高いと思うし、
各クランは前回に比べて279、チーフテンを多く揃えている。
特に中堅と言われるクランは軒並みチーフテンについては余裕があると思う。
クランのアクティブ、兵士の練度など多くの要素が楽観できる状態ではないと思し、
前回のように外的要因に恵まれるようなことは今のところない。
「報酬車両は勝ち取るもの」だと某指揮官が言っていたけど私もそう思う。
爆発したクランを再建して車両を取得した人たちの熱意と努力のストーリーを
胸に進撃戦で負けた試合のリプレイとか見て頑張ろうね!って事にしよう。