Lion Springs Tavern

適当に日記を書いてます。寛いでいって下さい。

記憶に残る一言

はい。クラントーナメントで惜しくも敗れてしまい。

絶賛「ぐぬぬ」状態のヘクターです。

配信を見た人は話を聞いてあげて下さい。

あと一歩、もう一歩の技術と判断力があればと思うと眠れません。

 

その後行われた紅白戦では勝敗というよりは各指揮官、

メンバーの考え方といった部分についてCWE前に知れたのが大きかったと思います。

色々な人たちと触れ合って、相手を知ることは勉強になりますね。

 

 

今日は私の人生の経験において記憶に残った一言を書いてみようと思います。

 

 

「お前はそういってやるから」

 

大学生時代の先輩に言われた一言。

当時ひたすら家に入り浸っていた先輩に同じサークルの3個下の彼女が出来た。

何故か2人のデートに私が連れていかれたり、2人で私の家に泊まりにきた。そして

いつの間にか彼女は喧嘩をすると私の家で泣くし、泣きつかれると泊まっていった。

 

傍目から見て頭のおかしい関係の3人だったが正直私は一緒にいて楽しかった。

 

ある日彼女の誕生日に先輩に「ケーキを買ってきてくれ」そう言われた。

流石に私は「自分で買ってきてくださいよ…だいたいなんで俺が…」

そう言って不快感を隠さずにいるとケラケラと笑いながら上記の言葉を言われた。

 

結局ツンデレというか天邪鬼な、斜に構えた自分の性格を見透かすように

先輩は「じゃあよろしくな」と言ってバイトに向かった。

交友関係は狭く深くが信条だった自分としては見透かされたような感覚が

不快でもあり、心地よくもあり、悔しくもあった。

 

結局私はその日彼女の好きなモンブランをケーキ屋で買う羽目になった。

 

 

 

 

2つ目は飲食業時代の友人に言われた一言。

 

彼女への第一印象は「黙ってれば可愛いのに」と言う酷いものだった。

会議になるとそれを言ったら場が荒れるの解る頭を持ちながら、臆面もなく口に出す。

「本当の事を言って何が悪いの?」と言わんばかりの彼女の態度には苦笑いした。

その癖新しい手法やサービスを発案するのが得意で何度も提案しては

上司や会社に一刀両断されている彼女は間違いなく私にはない視点を持っていた。

 

私はいつの間にか彼女の自分にはない部分に好感を持っていた。

そもそも同じエリアで長年一緒にいると自然と仕事の愚痴を言い合う仲にもなる。

 

いつしかプライベートで彼女の好きなディズニーに連れていかれたり、

食事を何度も重ねるようになり、

彼女は私の仕事仲間で一番愚痴を聞いてくれる存在になった。

 

 

月日は流れ、ある時私は疲れ切っていた。

もともと飲食業から転職を考えていた私だったが、

当時の上司と折り合いがつかず、ストレスをただひたすら抱え続けていた。

 

疲れ切った私に彼女はいつもなら別の角度から、

別の目線から別の考え方を提示してくれた。

 

けどその日は違った。

 

「辞めたいのもわかる。辛いのもわかる。けど次の仕事も決めずに辞めたら恥ずかしくて私の結婚式にこれないでしょ?だから私のために辞めるな。」

 

正直「ずるい」とか「卑怯だろ」って思った。

そんな言葉を言われたら私は何も言い返せない。

結局私は彼女の結婚式に参加するまで一度も彼女に辛いと言わなかった。

 

 

 

いかがでしょうか。

きっとこのブログを読んでる方も心に刺さる言葉が心の中にあると思います。

忘れないように文章にしてみるのはいかがでしょうか。