Lion Springs Tavern

適当に日記を書いてます。寛いでいって下さい。

Wot界隈に広まった不思議な勘違い

はい。

絶賛FF14をプレイしているヘクターですがたまには戦車でも書こうかなと。

 

直近twitterを賑やかにしている「報酬車両がないと報酬車両がとれない」と言う

WoT界に広まった「不思議な勘違い」のお話ですが個人的には「不快」だから

わざわざブログを書く事にした。

 

私は幸いなことに報酬車両をSTRVTANOCで取らせて貰った。

けど別に「報酬車両が欲しくて」それらのクランに入った訳じゃない。

「集団戦の勉強がしたい」「進撃戦がやりたい」からそれらのクランに入った。

 

 

私のパソレは7000台前半の何処のクランにでもいる一般戦車兵だ。

そんな私が「報酬車両がないと報酬車両がとれない」と言われて不快に感じる理由。

それは「車両を取るための過去の自分や周囲の努力を一切加味されていない」点だ。

 

これは非常に不快だ。まるで今報酬車両を持っている人間が最初から

与えられているかのような言い方だし、今報酬車両を持っている人間が報酬車両が

ガレージからなくなればピックされないとでも言いたいのだろうか?

日本人中堅クランなら私は別に報酬車両がなくてもピックされる自信はあるよ?

 

データでは元々報酬車両を持っている人間がまた報酬車両を取ってる?

「報酬車両を1度取れる程度には集団戦に対する知見が深い」っていう事でしょ?

 

 

何を言っているのかさっぱりわからない。

何故努力とか実力っていう要素が加味されていないの?

 

 

私は元々DOLA所属の戦車兵だがDOLAは見事にクランとして爆散した。

けどその後3MINSは運営を変え、指揮官を増やして報酬車両の獲得に成功した。

その結果に至るまでの彼らの努力は並大抵ではなかったと思う。

 

STRVはCWEの3ヵ月近く前から新規の仲間をひたすら増やしていた。

毎日のように進撃戦を3時間立てて集団戦新規勢を育てた。

1ヵ月前には部隊を作成して練度の向上にひたすら励んだ。

私から見てCWE前の進撃戦の勝率は十分に良い結果が期待できる水準だった。

 

度重なる進撃戦の参加と反省会で練度を上げた兵士たち。

兵士の質、人間関係といった要素に悩みながらも戦った指揮官たち。

幾度となくSTRVに報酬車両をもたらしたクラマスは「胃が痛い…」と言いながら

多くのクラメンからの期待と重圧を跳ねのける活躍で勝利をクランにもたらした。

あのとき確かに我々は1つの目標に向けて団結して努力していた。

 

蓋を開けてみたらCWE開戦と同時にアクティブは70人を超え、

指揮官はひたすら出ずっぱりで多くのメンバーが戦闘に駆り出された。

勘違いしないで欲しいが当時のSTRVはチーフは4枚、279は2枚しかなかった。

 

報酬車両の獲得が確定したときに私はクラマスに言った。

ヘクター:「チーフがなくても車両が取れることを証明しましたね」

その後の「どんなもんじゃい」と言わんばかりの彼の嬉しそうな声が印象的だった。

 

CWEの経験値のないクランがいきなり参加して車両を獲得する事は難しいと思う。

しかし、CWEのノウハウを学ぶためにSTRVに来ていたACWP1の面々は後に

自分たちのクランに戻って車両の獲得に成功することになる。

こういう「努力の仕方、方向性」報酬車両の取得にはある。

人間関係の構築が下手なら自分でクランを作ろう。その為にノウハウの勉強をしよう。

 

 

3MINSもSTRVもACWP1も色々な努力の仕方で報酬車両の獲得まで漕ぎつけた。

その上で運営、指揮官、兵士が「努力」を積み重ねた結果、報酬車両を獲得している。

何故そういった「努力」が考慮されないのか?

 

全員参加アイテムで報酬車両を配布すれば満足なのか?

ログインボーナスで報酬車両が貰えたら満足なのか?

リアルマネー払って報酬車両が買えたら満足なのか?

 

私は集団戦の敷居が高くてやらないんじゃなくて、

「集団戦をやるメリット」が少ないからやらないだけだと思うけどね。

 

 

「報酬車両がないと報酬車両がとれない」っていう不思議な言葉を

自分が努力しない為の言い訳にしていませんか?

 

今報酬車両を持っている人は正しい方向に取れるだけの量の「努力」をしたはずだ。

全員自分のミスに落ち込んで凹んだ経験があるはずだ。

全員人間関係でイライラして不快になった経験があるはずだ。

全員他者に教えを乞い、動画、wiki等で勉強した経験があるはずだ。

 

 

何故努力した人間と同等の扱いを努力していない人間が要求するのか。

私は不思議でならない。

別に今車両を持っている人間は超人でも偉人でもスーパープレーヤーでもない。

みんな最初は同じスタートラインだったはずだ。

 

 

 

追記(2020/10/18/9:10)

この記事を読んで不快になった方々がいたら申し訳ありません。

ただこれだけは言わせてほしい。

当時STRVの中で編成された私の部隊はパソレ7300の私でさえ真ん中より上だった。

それでも最後に全員報酬車両を最終日残す速度で獲得出来た。

私は「皆さんと同じくらいのパソレでも取得しているんですよ」と言いたい。

軽い一言で我々のような替えがきく戦車兵の努力を踏みにじらないでほしい。

私は私たちの努力に対する「名誉」を守りたいからこの記事を書いた。