Lion Springs Tavern

適当に日記を書いてます。寛いでいって下さい。

飼い主も帰る家もない犬

はい。

 

長かったCWEも残すところ1日と言うことで多くの戦車兵の皆様は最後の力を振り絞っている頃合いかなと思います。私はと言うと社会人でさほど参加できないにも関わらず、多くの配慮を頂いて日々獲得圏内のボーダーと睨めっこを出来ております。

 

今回のCWEは期間が14日間と言うことで最初から報酬車両は諦めてスタイルなど

買い物の方に注力したいという風に考えていました。

何故ならそもそも現在所属している「楽しい霊園」に来たのは思いつきでした。

 

元々所属していたSTRVにいた頃はよく軍団兵で色々なクランに遊びに行きました。

その時の霊園の指揮を見たとき「丁寧で細かいタクの説明があるクランだな」と思っていました。各クランは指揮官の特色が出ますし、その場にいるメンバーの色がでます。

そういう違いを楽しめるのが軍団兵の良さでもあると思います。

 

いざ思いつきでSTRVを出ようと思った際に私が思いついたクランは3つほどありました。本音を言うと霊園は1番最初に希望として名前のあがったクランでした。

ただ色々なクランを回ってみたいし、「合わなければ外に出ればいい」くらいに

考えている私は自分を一匹狼だと思っていました。

 

言い方を変えてみれば「飼い主も帰る家もない野良犬」

家同士の敷居を気ままに乗り越え、薄汚い毛と警戒心を人一倍に持った臆病な野良犬。

それくらいに考えていたので気まぐれにクランを歩き回る気でいました。

 

実際霊園に入ってみると私が軍団兵として感じた印象通りのクランでした。

分かり易く言うと特にこれから成長したいという戦車兵には推したいクランですね。

 

たぶんクランマスターの配信を見たことがあるクラメンがほとんどであろう中で

名前を聞いたことがあるくらいの私は異質なメンバーかもしれない。 

 

私のようないつ戦車兵としての命を迎えても不思議に思わない兵士にとって

「地上の楽園」とでかでかと看板にかかれた如何わしい墓地は興味深い場所でした。

ちなみにクラン入隊と同時に手渡されたスコップは自分が入る墓を掘る為のものだった

事を知ったのはクランに入って1ヶ月経ってからでした。

 

 

少しずつ霊園に慣れてきた私は迎えたCWE前日にクランマスターに「車両を取得する気はない」と言うお話をしに行くことになります。

そもそも霊園に車両を取りに来たつもりはないし、ライトニングや業火といったスタイル関係は私には魅力的に見えました。RNG迷彩を取得した私にとって残るWOTで欲しい唯一のものはライトニング迷彩くらいしか思いつきませんでした。

 

6日間の参加日数で取得できる最大の利益。

個人的には十分に打算と計算をしたつもりでした。

しかし、クランマスターに相談に言ったはずがあっさりと上手い具合に諭された

情けない私はいつの間にかCWEに本格参戦することになるのでした。

 

正直今回のCWEは余りにも周囲の方々に助けられ過ぎました。

この後どのような結果になろうと私の手から結果が離れているような気もします。

狼には狼の、野良犬には野良犬のプライドがあったんですけどね。

 

 

かくして美味しい飯を与えられすぎて餌付けされたヘクターはしばらく

クランにお邪魔させて貰おうと思うのでした。